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ヨガ・性教育

【ヨガ通信】Vol.14(2023年2月号)『シャバーサナって結局何なの?』

こんにちは!
秋田に惚れた道産子ヨガ講師
鍵谷美波です。

立春に入り、
晴れの日の青空が気持ち良い!

そして毎年この時季は、1年の中でも
花屋の可愛さが増し増しで大好きです。

夏場と違って
買いたての綺麗な状態で
半月保ってくれることも多いのですが

2月の花屋って
通わないともったいないくらいふわっふわ。


なかなか覚えられないのに
いつも花の名前を聞いて
長持ちのコツを教えてもらったりして

そんなお店の人とのお喋りも
楽しみの一つなのですが

今回はお店の人が
「ここに書いておきますね」と
花の名前を包み紙に書いてくれました。

そんなこんなで
花屋の帰り道は、どうしても
にやにやが溢れてしまうし、

毎日水換えするたびに
大事な人や店での会話を思い出して
ほっこりできるのも幸せ。


さて今回は
ヨガ通信2023年2月号をお届けします。

シャバーサナって結局何なの?

今月のヨガ通信のテーマはシャバーサナ。

クラスの最後に、
マットの上でただ仰向けになるだけのポーズで、

日本語では”死体のポーズ”、
“無空(なきがら)のポーズ”と呼ばれたりもします。

1時間のクラスでは約5〜8分ほど
シャバーサナの時間がありますが、
皆さんにとってどんな時間になっているでしょうか。

長く感じたり短く感じたり、
リラックスできたり落ち着かなかったり、

人によって違うのはもちろん、
その日の体調によっても感じ方が違うかもしれません。

何もしない、生み出さない時間

動きがなく一見地味なシャバーサナは、
実はヨガの基本のポーズの一つ。

他のポーズや太陽礼拝で体がほぐれ、
心身も落ち着いたあと、

すぐに慌しい日常に戻っていくのではなく、
その心地よい状態を
自分の内側へ浸透させていくのが
シャバーサナの大きな目的といえます。

だからいつもの教室の後も、
時間と環境が許せば、
ぜひマットの上でゴローンと寝転がったり、
ぼ〜っとしていただいて大丈夫です😌

シャバーサナでは
頭も腕も足もマットに預けて
体を支えることをやめ、

目を閉じて視覚情報をストップします。

リラックスしよう、何かを感じ取ろう、
そんなどこかに向かおうとする
気持ちや考えをいったん脇に置いて、

“自分がいる”という事実だけが、ただそこにある状態。


何かができるから
価値のある自分なのではなく、

善し悪しをジャッジする訳でもなく、

ただそこにいるだけで
オールオッケー、パーフェクトなのが、

シャバーサナの優しい世界観なのだと
私自身は感じています。

寝ちゃってもいいの?

一度シャバーサナを体験すると、
「寝そうだった…というか、寝てた?!」と

ハッとしたことがある方もいらっしゃると思います。

実際、私がクラスの後に
一番多くいただくご感想です😌

「シャバーサナで寝てもいいのかどうか」は、
私自身、それほど重要な問題ではないと考えています。

いつも動かしている頭や体、
そして心を少しのあいだ休憩させる。

もし寝てしまったとしても、
それほど深いリラックスを味わっていただけたのなら

何より嬉しいですし、
今のご自身の疲れ具合に気づくきっかけにもなるはずです。

また、寝てしまった時、
慌てて体を起こしたくなるかもしれませんが、

血圧が急激に変化したりと
体に負担がかかります。

そんな時もぜひのんびりマイペースに
起き上がることを心がけてみて下さい。

最後まで寝ていたい気分なら、
寝たままでもいいのです。

寛げることが一番大事


「ポーズ」を表す「アーサナ」という言葉には、
“安定した姿勢”という意味があり、

ヨガではこの安定した姿勢によって
心も落ち着いてくると考えられています。

アーサナの中で
原点ともいえるシャバーサナは、

動きこそないものの、
体が心地よくリラックスすると
心も穏やかになっていく感覚を
味わいやすいかもしれません。

だからこそ、
手や足の位置は今のご自身が一番”寛げる”ところへ。

痛みや違和感があると
心までソワソワと落ち着かなくなります。

シャバーサナも、他のアーサナと同様、
気持ち良く、”とことんご自身のため”を
楽しんでいただけますように☺️

今月のちょこっとコラム


約半年ぶりに帰省した実家での、
思いがけない出会い。

間違いなく
「私が人生で出会えてよかったものランキング」に入るのが

湯たんぽです。

低温やけどが怖くずっと使うのを避けていて、
体を温めたい時はもっぱらカイロか、とにかく着こむ。

ただ寝る時はどうしてもカイロは熱いし、
もこもこと厚着で寝るのが苦手な私は

冷たい布団で寝付けないこともしばしばだったのですが…

実家で母に勧められ、
寝る前に湯たんぽを布団に仕込んだ夜は
とにかく大感動。

そして翌朝もまだ温かいのを
お腹に抱きしめるようにして、
温かい朝の幸せを噛み締めながら二度寝。

何より、お湯を沸かして湯たんぽを作る一手間が、
忙しない日常に
まったりとした時間を与えてくれました。

秋田に戻ってからも、
寝る前の楽しみな習慣の一つになっています。

2023年1月のヨガ通信
いかがでしたか?

ヨガ通信は、
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◉開催日(毎月2回)
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◉時間:9:30〜10:30
◉定員:各10名(先着)
◉参加費:2,000円
※その月2回目の参加は1,500円

◉持ち物
・動きやすい服装
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※お持ちでない方は初回貸出(無料)も可

ヨガ教室📍男鹿総合体育館

◉開催日
・2月18日(土)18:30〜19:30
・2月27日(月)10:00〜11:00

◉定員:各15名(先着)
◉参加費:800円

◉持ち物
・動きやすい服装
(冬季は暖かい服装でお越しください!)
・水分補給できるもの
※貸し出しマット有り


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鍵谷美波|秋田に惚れたヨガ講師

鍵谷美波|秋田に惚れたヨガ講師

ヨガ講師/セルフケアアドバイザー

北海道函館市出身。大学入学をきっかけに秋田へ移住。黄金の田んぼや昔ながらの文化、何より秋田の美味しいもの!に惚れ込む。在学中、なんとなく受けたヨガのレッスンで「アンバンランスさも楽しんで」という講師の言葉に救われ、その一言で講師を志す。いつも"誰かのため"に頑張る人の【自分のため】を後押ししたい一心で、秋田各地・オンラインでヨガレッスンを開講。食べることと自然が大好き。人生最後の日は、あきたこまちと唐揚げが食べたいです。

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